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「動画制作」「映像制作」における、
3DCG・VFXプロデューサーへのヒント!

 

まず始めに、動画制作、映像制作を成功させるには、実写撮影の前、最中、後にしっかりと計画をしておく事が重要です。 MathematicのVFXプロデューサーであるJulia Kerguelen氏は、VFXプロジェクトをスムーズに実行するための10のヒントを紹介しています。

MathematicはTVCMや音楽プロモーションで最もよく知られていますが、このアドバイスは映画から動画広告やPR映像まで、制作を再調整する必要があるプロジェクト全てに適用されます。ヒントの一部はVFXのみの物ですが、多くはアニメーションやモーションデザインにも適用できます。

 

VFXプロデューサーの仕事とは?

 

VFXプロデューサーはVFXスーパーバイザーと綿密に連携し、VFX制作プロセス全体を管理し、アーティストとクルーを雇用します。

この役割は実写撮影の前、最中、後の3つの部分に分けられる事ができます。

 

撮影前

VFXプロデューサーはディレクターとプロジェクトに対するクリエイティブチームのアイデアを検討します。これは台本(シナリオ)を読み、ストーリーボードを分析し、そこからプロジェクトに割り当てるアーティストや、最高の作品を作成するために必要な技術など、納期と予算内で完成させる為の準備をします。

 

撮影時

VFXプロデューサーはスーパーバイザーをセットに送り、制作がポストプロダクション時に必要なすべてのアセット(素材)を持っているかを確認します。 ここではVFXプロデューサーが撮影中にスーパーバイザーと連絡を取り合うことが重要です。そうすることによって、撮影での決定がポストプロダクションのスケジュールや作業のコスト、品質に影響を与えそうな場合に予め警告する事が可能になります。

 

撮影後

撮影中にすべてが上手くいき、全てが台本に通りになるか、少なくともセットでの決定がポストプロダクションに影響を及ぼさないと判断すると、VFXプロデューサーはVFXの進行状況の監視役に徹します。プロジェクトを確実にスケジュール通り、ディレクターと制作との仲介を担います。

優れたVFXプロデューサーは、クライアントと制作側の両方の懸念とニーズに耳を傾ける必要があります。

 

1.撮影前の段階で基本的なルール作りをする。

 

クライアントは常にプロジェクトに対する最終的な決定権を持っている為、制作側は時間とエネルギーの浪費を出来るだけ避けたいです。その為にはクライアントが望むものを正確に確立させることが重要です。少なくともこれは、監督とクリエイティブチームと話をしてシナリオと絵コンテの内容を握ることを意味します。その他の参考資料(小道具、ムードボード、テストアニメーション、参考資料の採点など)も重要です。これは、後々に制作作業に影響しそうな時に意見するのに必要になります。

 

そこからプロジェクトの計画を開始します。ストーリーボードからボードマティックを作成すると、ディレクターは各カットのタイミング、フレーミング、撮影が始まる前であってもカメラの大まかな動きが分かります。また、頭の中に描いているアイデアをクライアントに売り込むのに役立ち、関係者全員が達成したい最終結果の概要を知ることができます。

 

アニマティック(Vコン)の最終承認が得られるまで先に進まないでください。もしクライアントがFixされたカットなしに作業を開始するように圧力をかけ来た場合、後で追加費用と遅延に繋がる可能性があることを十分説明してください。

 

クライアントが以前に3DCGやVFXを使用したことがある場合でも、制作を実行する手順、つまりモデリングやリギングの後にアニメーション、照明、レンダリングと進める事を確認します。後戻りや修正が困難な段階はどこなのかを明確にしていきます。交渉可能なものとそうでないものを早期に確立することが重要です。そうしないと、ほぼ確実にお金の問題やクライアントとの関係の問題が発生します。

 

プロジェクトによっては撮影前に1週間から1か月以上かかることがあります。通常、スケジュールは予算の承認を得る時期と納期によって定義されます。

 

 

2.撮影に最適なスーパーバイザーを選ぶ。

 

経験豊富なVFXアーティストを撮影に入れると、適切な素材を収集し、コストのかかってしまう間違いを避けることができます。撮影するカットが多いほど重要になります。 1カットのみの撮影の場合でも、VFXスタッフが数時間立ち寄れるかどうかを確認してみてください。

 

理想的な撮影時のスーパーバイザーは、恐らく制作でVFXを完成させる人です。彼らはVFXの仕事に最も投資しているので、技術の範囲内で提案をすることができます。

 

3.撮影時に出来ることは全てやりつくす。

 

撮影でできることはVFXの制作段階で同じことをするよりもよりリアルで、安価で、早く、とても効率的です。

 

制作に複雑な視覚効果が必要な場合は、現場監督が現場のリファレンス写真を撮っていることを確認してください。スマートフォンで撮影した写真でさえ、何もないよりはマシです。セットエクステンションまたはマットペイントを行う場合、ポストプロダクションで参照または再利用される可能性のあるものすべての写真(周囲の風景、空、草、土、岩などの素材)を準備することも役に立つでしょう。

 

トラッキングマーカーを使用する必要がある場合は、配置する前に写真を撮影してください。

これらはマーカーを削除するときに役立ちます。

 

スタッフの影が画に写らないようにし、鏡や窓に映らないように注意してください。すべてのカットの写真を撮る事で俳優が着ている服や小道具が置かれている場所を思い出すことができます。

 

 

4.正しい制作のチーム構成をする。

 

必要なVFXスタッフの数と、作業をスタッフ間で分割する方法は仕事の性質によって異なります。映画やドキュメンタリーのように締め切りが長いプロジェクトでは通常、特定の分野に特化した複数のスタッフ間で作品を分割します:コンセプトアート、モデリング、ルックデベロップ、リギング、アニメーション、テクスチャリング、毛皮、布、その他のエフェクト、照明とレンダリング、合成、マットペイント、仕上げなど。締め切りが短く、予算が限られている場合はほとんどの作業で3DCGのジェネラリストを雇い、シミュレーションなどの高度に専門化されたタスクにのみ他のスタッフを参加させることをお勧めします。

 

期限が短く、VFXの作業が複雑になるほど上級者のスタッフが必要になります。制作が数か月続く場合は重要性の低いタスクに取り組むために、所属する部門の主任スタッフによる監督が必要なジュニアスタッフを引き受ける余裕があります。 「ジュニア」とは「悪い」という意味ではなく、経験の浅いことです。若手アーティストの教育に時間をかけることは彼らがスキルを磨き、将来的にスターアーティストになるのに役立ちます。

 

必要なスタッフの数を決定するための正確な方法はありません。主な要因は作業の複雑さと締め切りです。時間が短いほど、チームを強化する必要があります。 VFXスーパーバイザーと協力して、監督のメモとスケジュールを分析し、利用可能なスタッフのプロフィールとを比較します。

 

 

5.継続的なコミュニケーションが大切。

 

プロジェクトの状態を常に把握してください。そして、人と直接話す事が重要です。仕事にPCを使用することもありますが、直接の会話が何よりも大事です。VFXスーパーバイザーまたは部門のリーダーに、何が行われて何が行われていないかを話すことが重要です。

 

プロジェクトが失敗しているという最大の警告サインは、代理​​店、ディレクター、クライアントが何をする必要があるか同じ認識がない時だけでなく、頻繁に行き来する個々のタスクにも注意することです。同じタスクに数日以上取り組むとすぐに不満になり、スタッフが動けなくなったり、やる気を失ったりすることはよくある事です。

 

物事が行き詰まっている場合、先に進むための明確な承認が自分に得られるまで制作を待機させる事ができます。矛盾した考えに時間とエネルギーを浪費するのではなく、全員を同じ部屋で満足させる妥協案を見つけていきましょう。

 

 

後編へつづく。

 

Source: 10 expert tips for managing a visual effects project

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ロータスデザイン:東京・銀座。動画マーケティングとは、動画コンテンツを用いて企業や商品/サービスのマーケティングを行う手法です。近年ではインフラの整備と、モバイルデバイスの普及が進んだことから、どこからでも動画を見る環境が整っており、さまざまな業界から注目を集めています。なぜ、動画マーケティングが注目されるようになったのでしょうか?その背景には、2つの環境変化があります。動画マーケティングが注目されるようになった背景にあるのが視聴環境の整備です。Wi-Fiをはじめとする通信インフラの利用範囲が拡大し通信料金の定額制が当たり前になり、スマートフォン・タブレットといったデバイス(ハードウェア)が普及したことで、ユーザーはインターネット上でデータ通信量を気にする機会が少なくなりました。これにより、ファイルサイズの大きい動画も、気兼ねなく視聴できる環境が整い、多くのユーザーが動画を快適に視聴できるようになっています。YouTube(ユーチューブ)やFacebook(フェイスブック)、Instagram(インスタグラム)といったSNSが急速に普及してきたのも、動画マーケティングが注目されるようになった要因です。動画が拡散される時代になったことが、動画マーケティングを加速させたといえます。なぜ動画マーケティングに注目が集まるのでしょうか。その背景にあるのが、スマートフォン動画広告市場の急速な拡大です。インターネット上で提供される動画コンテンツの多様化が進む中、スマートフォンによるユーザーの動画視聴は幅広い世代に広がり、日常習慣として定着化が進んでいます。ユーザー同士のコミュニケーションにおける動画活用もさらに拡大し、SNSのタイムライン上で提供されるコンテンツの動画化はいっそう加速しています。一般企業では、動画制作の知識を持っている人材はまだまだ多くありません。そのため、動画マーケティングをはじめるとなった場合、その動画コンテンツは外注で制作することがほとんどです。外注で動画コンテンツを制作するとしても、外注先とのやりとりに工数を取られたり、直したいところが後から出てきたときの指示の手間やコストがかかったりするため、動画制作や動画マーケティングに踏み出せない企業も多いのです。動画を自社で内製するか外注するかにかぎらず、動画制作には時間とコストがかかります。動画を作れる人材もおらず、時間やコストもかかってしまうと、その費用対効果も悪くなってしまいます。また、広告施策の効果を測定するには一定数の動画をつくって検証する必要もありますが、前述した2つの理由から、施策の検証を行うことすらできない企業が多いのです。

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