2020年、SNS広告(ソーシャルメディア)のトレンド【中編】

気になる2020年のSNS広告トレンド【中編】

 

5. SNS リスニング

 

SNSで検索をしているときに、そのテーマのポップアップやプロモーション、広告がどこからともなく表示される事があります。
これは偶然ではなく、意図的に計画されたマーケティング戦略です。

これは進化するテクノロジーであり、2020年にはさらに多くの技術が登場し、それが実現します。

SNSリスニングは今後、企業がどんな製品やイベントが流行しており、最も求められているかを確認するために使用されるようになります。
TwitterFacebookInstagramでチャットしていてもオンラインでの行動が表示され、ページに広告や特定の情報が表示されます。

SproutSocialのような企業は何が起こっているのかを聞くのに役立つSNSリスニングツールを提供しています。

 

 

6. コンテンツ連動型広告

 

コンテンツ連動型広告とは人が検索または表示しているものに関連するキーワードを使用する自動化システムを介して、Webサイトとソーシャルメディアプラットフォームの間に配置される広告を指します。

 

 

 

コンテンツ連動型広告はテーマにふさわしい広告を引き出します。

例えば旅行サイトを見ている時、広告にはフライトや宿泊施設などの関連するものが表示されます。スーパーボウルのアリーナでターゲットを絞ったペプシの広告を見てみましょう。

 

 

 

コンテンツ連動型広告の良い例は現在起こっているイベントがあるときです。スーパーボウルと同様に、サッカーなどのプロスポーツ、またはイベントに至るまでのテーマを検索するとSNSにペプシの広告がポップアップ表示されます。

 

 

7. SNS広告はより多くの人にリーチできる

 

SNSプラットフォームは低コストで簡単に製品やブログを数十万人の人へ向けて広告を掲示できます。
SNSプラットフォームでの広告は2020年には標準になるでしょう。

 

 

201710月以来、Facebookだけでも月間20億人のユーザーが、現在は最大で約30億人になっていて、とても巨大な市場となっています。

特にFacebookの広告は世界のさまざまな地域の見込み客にリーチできます。また、広告キャンペーンを設定し、これらのさまざまな地域に最適な広告を施策することで多くの企業が売り上げを伸ばしています。

 

8. LinkedInの成長

 

2019年のLinkedInの成長はデジタルマーケティングの分野で劇的な変化を引き起こしました。
誰もプロフェッショナルネットワーキングと求人サイトがソーシャルメディアの主要プレーヤーになると予測していなかったためです。

しかし、多くのプロフェッショナルな人々がLinkedInを使用していることを考えると今ではB2B広告の絶好の場所だと言えます。

 

 

LinkedInは専門家たちへニッチな市場を宣伝して活用するための比較的費用対効果の高い方法です。
中小企業は役職、スキル、経験などの特定の人口統計に焦点を合わせることができるため、このチャネルの広告を通じて成功を実現しています。

VolvoAdobeなどの大手ブランドもLinkedInを使用してブランドの評判を管理し、才能を集め、ブランドのファンやフォロワーと繋がっています。

 

 

9. マイクロインフルエンサー

 

マイクロインフルエンサーとのパートナーシップはマーケティング戦略の一般的な要素になりました。
実際、Visual Capitalistのデータによると、この新しいモデルに向けたマーケティング予算は67%増加すると予想されています。

 

 

 

インフルエンサーマーケティングは製品やサービス市場の小さなセグメントをターゲットにすることを目的としており、キャンペーンコストが膨大なマクロインフルエンサーモデルに投資するよりも安価にできます。

マイクロインフルエンサーとは1,000100,000人のフォロワーがいる人で、通常は特定分野の専門家と見なされています。マイクロインフルエンサーとの関係を構築することは費用対効果の高い方法でブランドの認知度を高めることができます。支払いや無料の商品と引き換えに彼らはあなたのブランドをフォロワーに宣伝します。

人々は知っている人や好きな人からの推薦を信頼する傾向があるため、見込み客を生み出す効果的な方法です。

 

次回へつづく

 

Source: 14 Social Media Advertising Trends to Watch in 2020