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モバイル通信の未来を形づくる5G

例えば今が2022年だと想像してみてください。あなたはスーパーマーケットで毎週の食料品の買い物をしています。
時間を節約する為に、あなたは携帯電話を取り出します。すると、買い物リストのアイテムが店内全てのエリアでハイライトされます。
別のフィルタを使用すると、人気商品がどこにあるかが確認できます。

このビジョンは一部のマーケティング担当者の幻想ではなく、現実的に可能です。
このようなタイプの部分的拡張現実のオーバーレイは、最新かつ最速のワイヤレスネットワークである5Gによって可能になるでしょう。
5Gネットワークは2020年までに主流技術になると予想され、そして2023年までに10億人がアクセスを持つと予測されています。

では、なぜそこまで5Gは重要なのでしょうか? 2010年からの3Gから4Gへの移行を例に考えてみましょう。
4Gによって提供される追加の帯域幅はモバイルビデオからUberまですべてに拍車をかけました。 5Gは4Gの最大20倍の速度で同様の飛躍的な進歩を実現できます。
そして今度は、AI、IoTデバイスの世界規模での展開、仮想現実と拡張現実の進化の継続的な進歩と並行して発展していきます。

5G技術で拍車がかかると予想される新しいアプリケーションの正確な種類はまだわかっていませんが、テクノロジーの専門家は可能になるであろう次の4つのケースを特定しました。

 

 

1.拡張現実感がロケーションベースのサービスをよりスマートに

エッジコンピューティング – データの収集場所に物理的に近いリアルタイムのデータ処理は、ほとんどのマーケティング担当者の手に渡るものではないかもしれません。
しかし、そのような強化されたコンピューティング能力は、私たちが今日想像することができない堅牢なモバイル体験を可能にします。

Qualcommの製品マーケティング担当ディレクター、シェリフ・ハンナ(Sherif Hanna)は、次のように語っています。

最も分かりやすい例はARです。Hanna氏はエッジコンピューティングのおかげで5G対応のスマートフォンは「世界のファインダー」になるだろうと話しています。
この現実をGoogle Lensで垣間見ることができます。GoogleLensは視覚分析を使って関連情報を召喚します。今日、消費者が空腹であれば彼女は自分の携帯を手に取り、
地元で最高のレストランを見つける為に検索するかもしれません。しかし、5Gを使えば彼女は自分の携帯をかざして、近くのすべての飲食店の注釈付きのビジョンを見ることができる様になります。

聞き覚えのある内容かもしれません。それは2009年にYelpがMonocle、ARを使用してこの様なアプリを展開したためかもしれません。
しかし、4G初期の段階ではバグが多く、まだ提供はされていますが使用する人はほとんどいません。 YelpのプロダクトマネージャであるMatt Geddie氏は昨年、The Houston Chronicleにヘッドアップディスプレイがあればその機能がもっと便利になるだろうと語りました。彼だけではありません。QualcommのHanna氏は、スマートグラスが5G時代に再起動するかもしれないとも考えています。

5GとAIを組み合わせたエッジコンピューティングではロケーションベースのマーケティングがよりスマートになることを意味します。
未来の消費者が車での帰宅途中、彼女のスマート冷蔵庫からミルクが不足しているので半マイル先のお店で購入できる事を知らせる通知が届くといったシナリオは聞いた事があります。

このビジョンはIoT、AI、および位置情報サービスの組み合わせによって異なります。 Intelのマーケティング・クライアントコンピューティング、および5G担当副社長のJulie Coppernoll氏は次のように述べています。
スピード、コンピューティングパワーそしてコストの改善は「位置情報サービスをマーケティング担当者に全く違った方法で本当の意味で開放してくれる」。

 

 

2.VRのモバイル化

VRはまだ期待に応えきれていません。その理由の1つは、VRデバイスがモバイルではなく家庭用であることです。
しかし、5GはモバイルVR体験に必要な帯域幅と低レイテンシー(ユーザーが何かを要求してからデバイスに表示するまでの時間差)を提供できます。

AT&TビジネスのCMOであるMo Katibeh氏は次のように述べています。
「クラウドでAR / VRアプリケーションを実行する場合は身体の動きが目の前の動きと同期するように、待ち時間を十分に短くする必要があります。」

多くの人がゲームの手段としてVRを考えていますが、堅牢なワイヤレス帯域幅は消費者がVRヘッドセットを介してスポーツイベントやコンサートにも「参加」できることを意味します。
すでにLive NationやNextVRはSlash&FriendsやLittle StevenのコンサートをVRで放送しています。

広告主にとってはVRとARでの広告が可能になるため、待ち時間の問題は重要です。
4Gのレイテンシーは最大60ミリ秒であり、これによって広告が表示される可能性がありますが、5Gはその数字を約4ミリ秒に短縮しました。

 

 

3.モバイル動画はより良く、そしてより普遍的になる

5G以前でもモバイル動画は急成長中のカテゴリでした。メディア測定会社のゼニス氏によると今年、世界中の人々が昨年よりも25%多いモバイル動画を視聴すると予想されています。
しかし、動画視聴の約60%はまだ固定回線ブロードバンド接続を介して自宅から視聴されています。

待ち時間が少ないため、5Gはどのデバイスでも優れたビデオ視聴体験を提供します。それは、消費者が自宅でケーブルやDSLを介した、固定ブロードバンド接続をもはや必要としないことを意味します。
代わりに、モバイル端末に使用しているのと同じ5G接続を使用できる様になります。 Gartnerのリサーチ担当副社長であるMark Hung氏によると、Verizonと他の企業はこの部分に最初の5Gアプリケーションの焦点を合わせているところです。

「米国の多くの場所では、ローカルブロードバンドをめぐる競争はそれほど多くありません」と話しています。
「5Gがその分野でより多くの競争を生み出すことができれば、それはより多くの”コードカッター”につながる可能性があります。」

5Gはまた、振り子をストリーミングからダウンロードへと振り戻すかもしれません。今日、4Gでは数分かかるのに対し、5GではHD動画をダウンロードするのに数秒しかかからないためです。
その結果、ダウンロードを後押ししたり、ダウンロード可能なコンテンツに広告を含める可能性があるとCoppernollは話しています。

そして、「コンテンツを収益化するために、上記すべてのモデルとさまざまな種類のモデルがある。」と述べています。

AT&TビジネスのKatibeh氏は、動画はよりユビキタス(どこにでも存在する様)になると付け加えました。
例えば、金融サービス会社は「5Gの固定無線接続を介したビデオ会議・対話を利用して、ATMをフルサービスの支店に変えることができる」と述べています。

 

 

4.IoTが独自のものになる

5Gの接続がIoTにも恩恵をもたらす可能性が高いのは当然のことでしょう。また、IoTデバイスが一般的になるにつれて、マーケティング担当者はよりパーソナライズされたメッセージングに使用できる消費者の習慣に関する新しいデータソースにアクセスできるようになります。

「コンテキストコマース」(新しい設定で商品を購入する)の機会も5Gのおかげで倍増します。たとえば、MastercardとVisaは自動車メーカーと協力して、スマートカーに電子決済を提供しています。

 「5Gで可能なレイテンシーは、ほぼリアルタイムの接続を可能にするネットワークを構築することができます」とKatibeh氏は言っています。
「これにより、次の大規模なIoTの爆発的な展開の処理と管理が可能になり、スマートグリッド、コネクテッドカー、住宅と都市、コネクテッドヘルスなどのテクノロジーに新たな機会がもたらされるでしょう。」

よりラウンドアバウトな方法では、5Gを燃料とするIoTはブランドが消費者に、より良い経験を提供するのを助長するでしょう。
Katibeh氏はARとIoTの統合ソリューションを使用して顧客体験が改善される一例に、問題が発生したときにエレベーターをすばやく修理するエレベーター会社を例に挙げています。

 

 

この先へ

混乱の最大の原因は私たちがまだ想像できない次世代のアプリケーションの波です。 4Gは私たちが今知っているアプリ経済を可能にし、それがモバイル中心のメディア経済を生み出したことを思い出してみましょう。
5Gは新しい消費者体験を用いたより多くの実験を可能にします。 「現在、ここまでの事がたくさんできないわけではありません。しかし、5Gの可能性はこれ以上にあります。」とCoppernoll氏は言います。

 

 

Source: 5G To Shape The Future Of Mobile

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ロータスデザイン:東京・銀座。動画マーケティングとは、動画コンテンツを用いて企業や商品/サービスのマーケティングを行う手法です。近年ではインフラの整備と、モバイルデバイスの普及が進んだことから、どこからでも動画を見る環境が整っており、さまざまな業界から注目を集めています。なぜ、動画マーケティングが注目されるようになったのでしょうか?その背景には、2つの環境変化があります。動画マーケティングが注目されるようになった背景にあるのが視聴環境の整備です。Wi-Fiをはじめとする通信インフラの利用範囲が拡大し通信料金の定額制が当たり前になり、スマートフォン・タブレットといったデバイス(ハードウェア)が普及したことで、ユーザーはインターネット上でデータ通信量を気にする機会が少なくなりました。これにより、ファイルサイズの大きい動画も、気兼ねなく視聴できる環境が整い、多くのユーザーが動画を快適に視聴できるようになっています。YouTube(ユーチューブ)やFacebook(フェイスブック)、Instagram(インスタグラム)といったSNSが急速に普及してきたのも、動画マーケティングが注目されるようになった要因です。動画が拡散される時代になったことが、動画マーケティングを加速させたといえます。なぜ動画マーケティングに注目が集まるのでしょうか。その背景にあるのが、スマートフォン動画広告市場の急速な拡大です。インターネット上で提供される動画コンテンツの多様化が進む中、スマートフォンによるユーザーの動画視聴は幅広い世代に広がり、日常習慣として定着化が進んでいます。ユーザー同士のコミュニケーションにおける動画活用もさらに拡大し、SNSのタイムライン上で提供されるコンテンツの動画化はいっそう加速しています。一般企業では、動画制作の知識を持っている人材はまだまだ多くありません。そのため、動画マーケティングをはじめるとなった場合、その動画コンテンツは外注で制作することがほとんどです。外注で動画コンテンツを制作するとしても、外注先とのやりとりに工数を取られたり、直したいところが後から出てきたときの指示の手間やコストがかかったりするため、動画制作や動画マーケティングに踏み出せない企業も多いのです。動画を自社で内製するか外注するかにかぎらず、動画制作には時間とコストがかかります。動画を作れる人材もおらず、時間やコストもかかってしまうと、その費用対効果も悪くなってしまいます。また、広告施策の効果を測定するには一定数の動画をつくって検証する必要もありますが、前述した2つの理由から、施策の検証を行うことすらできない企業が多いのです。

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